DMAT参集訓練で模擬患者(傷病者役)を体験しました

DMAT参集訓練の様子1

看護師さんによる演技指導。熱が入ります!

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 10月5日(土曜)に日本海総合病院を会場として、「令和6年度東北ブロックDMAT参集訓練」が実施されました。東北ブロック各県で持ち回り開催している「東北ブロックDMAT参集訓練」を今年度は山形県で実施することになり、災害拠点病院となる日本海総合病院において災害時を再現した実践的な訓練を行うこととなりました。この訓練に先立ち、山形県健康福祉部長より本校の学生に傷病者役を務めてもらいたい旨の依頼があり、1年生と2年生の学生60名が傷病者役として訓練に参加しました。事前に日本海総合病院から「模擬患者役の流れ」や「呼吸測定」・「脈拍測定」に関する注意点、「演技方法」についての指示・指導が書面で提示され、その内容を学生たちはしっかり読み込んで本番を迎えました。参集訓練当日は学生一人ひとりに『状況設定カード』が配られ、そこに記載されてあるシナリオにそって、けがの状態や意識レベルなどを“演技”するのですが、演技にあたり、救命救急室の看護師の方から「演技のポイント」を熱く(!)ご指導いただきました。「恥ずかしがらないで、リアルに!」を合言葉に学生たちは迫真の演技で傷病者役を演じました。

 学生からは「訓練とはいえ、トリアージブースにどんどん患者が増えていき、医師も看護師も誰も自分に声をかけてくれない状況を体験して、ものすごく心細かった。」また、「緊張した雰囲気の中で医師や看護師、救命士の方々のコミュニケーションや連携の実際を見ることができて、とても勉強になった。『やっぱり看護師になりたい!』と改めて思った。」などの感想があり、とても価値ある体験ができた1日でした。

2024年10月17日 副学校長 渡會睦美

DMAT参集訓練の様子2

出血は赤いテープで…。顔面から血が出てる設定です!

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私はこれからどうなるんですか?不安でしかない…。