令和6年度『全校交流会』を行いました!

全校交流会の様子 PDFはこちらからご覧ください。

 去る8月28日(水曜)、INPEX酒田アリーナ(国体記念体育館)を会場に『全校交流会』を行いました。この全校交流会は本校の特別活動の1つで、「同学年および他学年・教職員とのコミュニケーションを図る。」ことをねらいとしています。学生自治会の「全校学生交流会実行委員」が中心となり、準備から企画・運営のすべてを学生が行います。例年、バレーボールやバスケットボール、ドッジボールなどの球技の他、スポーツレクレーションもプログラムに組み、誰でも無理なく楽しめるよう工夫します。

 この夏は最高気温35℃以上の猛暑日が続いており、各地で熱中症警戒アラートも発表されています。また、新型コロナウイルス感染症についても、全国的に感染者数が増加傾向にあり「第11波」の到来という報道もされました。このような状況を受け1回の競技時間を制限することや、十分な休憩時間を設けること、水分補給を怠らないこと、マスク着用など熱中症対策と感染予防対策を徹底して全校交流会に臨みました。

 今回、全校交流会を実施するにあたって実行委員会では“レクレーションの中で活発なコミュニケーションを図り、三学年の仲を深める”ことを目標としました。
そこでチョイスした競技は、アドバイザーグループ対抗の「ドッジボール」と、カードに書かれた人を連れてきて一緒にゴールを目指す「借り人競争」の2つです。
2つの競技とも学年の垣根を越えた交流の場となり、弾けるような笑顔があふれました。
(体力に自信のある教員は、学生と一緒に競技に参加しコート内を走り回りました!)

 この『全校交流会』は、本校開校時より球技やレクレーションなどの“身体を動かすこと”を主として企画されてきた学校行事です。運動が得意な人もそうでない人も楽しめるようなプログラムを、その時々の実行委員が熟考し企画してきました。ですが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020(令和2)年度から交流会の中止や別の企画への変更などを余儀なくされてきましたので、今回のような全学生が一堂に会し“身体を動かすこと”をメインとした活動は実に4年ぶりとなりました。どの学年も、毎日の講義や臨地実習で身体を動かす機会がほとんどないのですが、今日は汗をかきながら皆で力をあわせリフレッシュの時間となったのではないでしょうか。日頃の運動不足を解消するかのように、ボールを投げたり受けたり、走ったりする姿が印象的でした。

2024年8月30日
副校長 渡會睦美