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去る9月22日(金曜)酒田勤労者福祉センターで、2年生(第13回生)の宣誓式を行いました。
昨年4月から第5次指定規則改正-新カリキュラムーが適用されましたが、この新カリキュラム運用に際し、本校では従来の授業内容や進度、特別活動の時期などを全面的に見直しました。旧カリキュラムでは7月に実施していた宣誓式ですが、新カリキュラムにおいては、「基盤・基礎となる学習をおおむね終え、これから各専門領域の実習が始まるこの時期に、理想とする看護師像を表明することで看護師になる決意を新たにする」ことをねらいとして、9月に行うこととなりました。
今年は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上5類に移行したことを受け、4年ぶりに来賓や保護者の出席数に制限を設けない式典となりました。多くのご来賓や保護者の方々、3年生・2年生の学生たち、教職員らに見守られながら、2年生20名はそれぞれの「理想とする看護像」を堂々と宣誓しました。
本校の宣誓式は「自主能動の精神をもって、自分たちで式典を構成し運営すること」を条件としており、学生たちが自分たちで考えるコンセプトにそって式典の内容を構成していきます。今年は「歌で自分たちの思いを伝えたい」という構想のもと、合唱が組み込まれました。2年生が選んだ曲はRADWIMPSの「正解-18FES ver.」。この曲を2年生全員で歌いました。そして、厳かな雰囲気の中「ナイチンゲール誓詞」を唱和し式典を終了しました。
式典の最中は、ハンカチで目頭を押さえる保護者の方も見受けられました。出席いただいたご来賓からは、「学生さんたちの宣誓する姿や合唱の様子を見て、自分も初心に戻った気がします」「感動的な式典で、涙が出てきました」「頼もしい未来の看護師さんたちですね」といった感想を頂戴することができ、私たち教職員も感激を新たにしました。
この宣誓式を振り返り、自分たちのコンセプトを大切にして厳粛かつ感動的な式典を構成した2年生の企画力と機動力を改めて賞賛したいと思います。宣誓式の感動を忘れることなく、宣誓した「理想とする看護師像」を目指して、自己を律し主体性をもって課題に取り組んでいきましょう。 令和5年9月27日 |