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本校では、2年次前期課程に『成人看護学方法論I』として呼吸器障害のある対象の看護について学習します。5回の講義のうち1回を演習として計画しており、呼吸困難時の体位ドレナージによる排痰の援助や効果的なポジショニングについて学びます。
この授業にあたり、今年度日本海総合病院から「集中ケア認定看護師」の佐藤美智先生をご派遣いただきました。先生ご自身の体験談なども交え、学生にもイメージしやすい授業を展開いただいています。
去る、8月23日(水曜)に行った演習では、グループごとにベッドに分かれ看護師役、患者役をしながら演習を進めていきました。佐藤先生からは、学生一人ひとりの動きを丁寧に見ていただき、学びを深めるための適切なご指導・ご助言をいただきました。
演習を終えた学生は「普段は意識しない肺の構造や機能を意識できた。」「姿勢の工夫が安楽な呼吸につながることを体験でき、胸郭への手の当て方ひとつで呼吸状態をよくすることができる看護の力を実感した。」などの感想を述べていました。