『暮雲春樹(ぼうんしゅんじゅ)』
去る令和6年5月11日(土曜)、令和6年度山形県内高等看護学生親睦会定例総会が、Zoom会議形式でオンライン上で開催されました。
この山形県内高等看護学生親睦会は、県内の看護学生によって構成され、「県内看護学生の協力により、豊かな人間性を陶冶しあわせて、その親睦をはかる」ことを目的としています。親睦会の運営にあたり、「当番校」を県内6校(山形市立済生館高等看護学院、山形厚生看護学校、鶴岡市立荘内看護専門学校、三友堂看護専門学校、酒田市立酒田看護専門学校、独立行政法人国立病院機構山形病院附属看護学校)で順に担当することとしており、今年度は本校が当番校となりました。
会則には「総会は、定期(5月中の土曜日)に行う。」と明記されているため、今年度は5月11日(土曜)に開催することとしました。本校の山形県内高等看護学生親睦会委員は前年度から5月の総会に向けて開催方法等について熟考し、また、オンライン上の開催のため対面による交流はできない中で「県内看護学生の協力により、豊かな人間性を陶冶しあわせて、その親睦をはかる」ための企画の立案など、他校の親睦会委員の方々と調整を図ってきました。
そして今回、本校では今年度の山形県内高等看護学生親睦会テーマを『暮雲春樹(ぼうんしゅんじゅ)』としました。これは「遠く離れた友を思う情」のことを意味し、同じ看護を学ぶ仲間としてお互いを知り、交流する機会にしたいという思いがこめられています。このテーマに沿い今年度は『交流タイム』として各校の学校紹介動画を視聴し、その後「3文字連想ゲーム」、「国家試験問題に基づくクイズ」を行い、楽しい時間を共有することができました。とりわけ、学校紹介動画は各校がそれぞれに工夫を凝らしており、Qualityにこだわった完成度の高いものでした。動画の構成や展開、BGM、撮影のアングルなど、学生が作成したものとは思えない内容で、作成に携わった学生の方達の「自分の学校に対する愛着と誇り」が感じられました。各校会員の皆様のご協力に対し、当番校副校長として感謝いたします。
定例総会は終了しましたが、今後は会報である「キャンドル」の発行などをとおして、お互いの学校のことを知る機会があります。看護師になるという同じ目標を持つ仲間同士、これからも親睦を深めていきたいですね。
2024年5月17日
副学校長 渡會睦美