本校では、今年度4回のオープンキャンパスを計画しており、去る8月11日(金曜)までに3回のオープンキャンパスを開催しました。
1回目~3回目まで計67名の方々からご参加いただきました。
オープンキャンパスは、看護師になりたいと考えている高校生やその保護者、また社会人の方々に対し、「酒田市立酒田看護専門学校」への興味・関心を深めてもらうためのイベントです。主なプログラム内容は、教職員によるカリキュラム内容・進路状況・学生支援制度などの説明、学生コンシェルジュによる校舎案内、ブース担当学生による看護技術体験レクチャーなどです。
本校では、昨年度オープンキャンパスの在り方や意義を改めて見直し、「体験型プログラム」を充実させることにしました。そこで、学生自治会に「オープンキャンパス実行員会」を新設し、学生が中心となりオープンキャンパスの企画・運営を行っています。
看護の専門領域ごとにブースを設け、シミュレーターやモデル人形を実際に使用しながら参加者の方々に看護技術を体験してもらいます。参加者を誘導したり、看護技術のレクチャーもすべて学生が行います。この「体験型プログラム」で好評なのが、『酒看学生との交流タイム』です。参加者の方々の質問・疑問に直接学生が答える時間です。「実習ではどういうことをするのか?」「宿題は多いか?」「テストは難しいか?」などの質問に、学生は自分の体験を基に丁寧に回答していきます。毎回とても盛り上がり、予定時間をオーバーしてしまうこともあります。
また、今年は『集まれ!男子学生』コーナーを設けました。これは、本校に在籍する男子学生が全在籍学生の約2割を占めたことを受け、本校の特長としてPRしよう-と考えたことによります。3回目のオープンキャンパスでは、第11回生卒業生のOBも「運営側」として参加してくれ、『集まれ!男子学生』コーナーで本校のPRをしてくれました。従来、女性が選択する職業としてのイメージが強かった「看護師」ですが、一生の仕事として看護師を選ぶことに男女の区別は無い、と卒業生が語ってくれたことに感謝したいと思います。
参加者対象のアンケートでは「学生が積極的にオープンキャンパスを盛り上げているところが良かった」「看護技術体験ができたり、交流タイムでは先輩方と触れあうことができ学校の様子がよくわかった」といった感想をいただき、学生・教職員一同達成感でいっぱいです。また、情報発信に関するご意見、高校生の視点による企画アイデアなどもいただき、よりよいオープンキャンパス運営に向けて課題としていきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。
令和5年8月16日
副学校長 渡會 睦美
オープンキャンパスの様子をご紹介します
本校のオープンキャンパスは学生が主体となって企画・運営しています。